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2月25~27日  再開はしたけど

◆25日 05:10  復旧に関する告知
  公式サイトにサービス復旧に関するお知らせ・続報が掲載されました。

内容としては、まず今回の件の対策として、
  • 全アカウントを対象に、運営側でパスワードを強制変更し、新パスワードをメールにて通知。
  • 流出したアカウントは、登録情報を移行手続き前の状態に巻き戻す。
  • 全プレイデータを2月16日(木)11時50分まで巻き戻す
また、今後の対策として、
  • システム環境の見直し。(ハードウェアの安定性や回線を改善)
  • 管理ソフトの見直し。(重要情報の取り扱いの改善)
  • 運営体制の見直し。(人員追加や体制見直し)
  • プライバシーマーク取得の検討。
◆25日 08:00頃  IDの新規登録と移行手続きの再開の告知
  公式サイトにIDの新規登録と移行手続きの再開の告知が掲載されました。

2006年2月25日8:00より、新規会員登録及びID移行登録を再開いたします。
皆様には大変お待たせ致しましたことお詫び申し上げます。

◆25日 16:10頃  サーバー復旧の告知と撤回
  公式サイトに、いったんサーバ復旧の告知が掲載されましたが、直後にコメント化されました。

2006年2月25日(土)16:10よりサーバーを再開します。大変お待たせして申し訳ございませんでした。(2006.2.25 16:10)

◆25日 16:25頃  サーバー復旧
  サーバー復旧と同時に、公式サイトに告知が掲載されました。

2006年2月25日(土)16:25よりサーバーを再開します。大変お待たせして申し訳ございませんでした。(2006.2.25 16:25)

◆27日 19:40  補償に関する告知
  公式サイトに登録情報一部流失と障害に関するお詫びについてが掲載されました。

内容を要約すると、

流出したアカウントに対して
 ポイント 1,000ポイント(1,000円相当)
 プレミアムチケット 1日券×5枚
 消耗品アイテム
その他のアカウントに対して
 プレミアムチケット 1日券×5枚
 消耗品アイテム
以上を、アイテム課金が開始される際に追加する予定だそうです。


また、パスワード変更に関して注意事項が掲載されました。

■パスワード変更作業に必要な時間について (2006.2.27 19:40)

『パスワード変更希望のお客様へ (2006.02.25 16:40)』でお知らせしておりました「システムの仕様上パスワードを変更した後は、24時間ゲームをご利用できなくなります」という仕様について、現在、改善させていただきました。お客様よりパスワード変更依頼をいただき、弊社にて作業後、ご利用が可能となります。

なお、パスワード変更完了後、弊社からお客様へメールにてご連絡させていただいておりますが、システムの都合上、反映に影響の出る可能性がございますので、旧パスワードでログインされないようお願い申し上げます。

また、メールによるパスワード変更は、1ゲームIDにつき、一回のみとさせていただきますので、あらかじめご了承ください。

チェックし忘れていましたが、25日夕方に告知が出ていたようです。

新たなニュース記事が出ていますので、紹介します。
 
○ Impress Watch
 「Master of Epic」の情報流出、公開FTPへのアップロードが原因と認める
○ MSN
 ゴンゾロッソ:個人情報流出で発表に誤り  謝罪文掲載
○ RBB TODAY
 Master of Epic、個人情報が流出する前にゲームデータを巻き戻す措置を実施
○ Yahoo!Japan
 Master of Epic、個人情報が流出する前にゲームデータを巻き戻す措置を実施(上記と同記事)

(追記1) ニュース記事の追加です。
○ 4Gamer.net
 「Master of Epic」,個人情報流出者への補償内容を発表


ともあれ、サーバーが復旧しました。

17日から20日までの間に流出した情報からアカウントハックされている可能性があるので、各種データの巻き戻しは仕方ないですね。

しかし、流出したアカウントについては、登録メールアドレスが間違っていると新パスワードを送っても届きませんし、電話等による問い合わせで変更されたメールアドレスに送るとしても、その問い合わせが成りすましでないという保証がありません。

つまり、相変わらず本人確認に不安があるわけで、万全とは言えません。


また、プライバシーマークは、過去2年間に個人情報の流出があった場合は審査を受けることすらできないのですが、それを知っていて取得を試みるのでしょうか。

とはいえ、「知りませんでした」や「申請を取りやめます」では体面の取り繕いだったと解釈されても仕方ない状況なので、なんとしてでも取得するしかないでしょう。

しかし、取得できたとしても、今度はプライバシーマークの信頼性が疑われてしまうわけで…。


補償は当然行わなければなりませんが、しかし、流出問題がまだ解決していない中で告知されると、きっちり解決されるのかどうか不安になります。


抗議の声は弱まっていると思いますが、問題の解決と体制の見直しは、手を抜かずに行ってもらいたいものです。


(追記1) は3月1日00:30の追加分です。