2012年 4月14日意欲的処女作
GOTSSこと、
GENESIS OF THE SEVEN SEASを始めました。
TBSと中国企業の共同開発という、異色の作品です。
大航海時代を舞台としたブラウザMMORPG、と、ジャンル的にはオーソドックス。13日から正式サービスが始まりました。
アイテム強化、交易、生産、PvP、ギルド等の要素があるようですが、まずはクエストから。
基本はお遣いなわけですが、「○○を倒せ!」な討伐クエの他にも、アイテムの調達、特定の人物と会話、指定の座標でアイテム使用、等とバリエーションに幅をもたせる工夫が見られます。
また、クエストの文章も読み物として面白くしようとがんばっている感じもあります。
普通なら死亡エンド確定ですが、ちょっぴりひねりのある展開が待っていました。
シナリオライターや小説家が書く物語ほど面白いわけではないですが、討伐クエストを増やすばかりの開発に比べれば、よほど好感が持てます。
都市内では背景絵+コマンドアイコン方式。
フィールドマップは、RPGツクールのようなドット絵調。
美麗なグラフィックというわけではないですが、悪くもないかな?
海面がアニメーションするため意外に要求スペックが高いらしく、低スペックPCでは表示が固まる事があるようです。アニメーションをOFFにすれば改善するようですが。
いわゆる「ガチャ」は無い? 枠拡張、経験値ボーナス、強化成功率ボーナス等が課金要素。
使い回しのゲームシステムと重課金ガチャで儲けようとするゲームが多いことに比べて、この点でも好感を持ちました。
ただし、あくまで現状では無いというだけで、未実装らしきガチャっぽい画面はあるため、将来的に導入される可能性はあります。
PK不可の「平和モード」でプレイしていれば、基本的にPKされる事はありませんが、課金アイテムではこんなのがありました。
また、PK可の「紛争モード」でしか入れない海域があったり、貿易するには紛争モードにしなくてはならなかったりと、PvPを推奨する雰囲気があります。
全体として見ると、特に目を見張る要素はないものの、新規参入者らしく基本ポイントを妥当に押さえつつ、意欲的に作られた作品、という印象。
粗製乱造されたゲームが多い中、こういった作品は珍しいため、少し期待です。
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