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3月2日 (1)  カルネヴァーレ


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ベルボ :  carnevale!
冬に別れを告げる
ヴェネツィア謝肉祭の開会です!
ベルボ :  来るべき聖灰水曜日までは
勝手気ままの許されたこの街で
さまざまな出来事に出会うでしょう
ベルボ :  それらを解決し 自分好みの衣装を
手に入れましょう
ベルボ :  carnevale!


ということで、ヴェネチアに行ってきました。イタリアのお祭、カルネヴァーレにちなんだイベントがひらかれています。

イベントは昨日から行われていたようですが、交易の都合で一日遅れで参加。


で、カルネヴァーレってどんなのかな?と思って調べ始めたのですが…。軽い気持ちで調べ始めたのが、なかなか大変なことになりました。


起源はギリシャ時代にまでさかのぼり、冬至の頃に収穫の後で行われた、クロノス(人間にブドウの栽培方法を教えた農耕の神)の祭なのだそうです。


ローマ時代になると、ギリシャ神クロノスはローマ神サトゥルヌスに置き換えられ、サトゥルナリア祭となります。

12月に国を挙げて開催され、祭の7日間は仕事をせず、奴隷には自由が与えられたそうです。また、身分を隠すために仮面を身につけたり、火をたくさん灯したり、常緑樹を飾りつけたり、贈り物を交換したり、といったことが行われたようです。


しかし、キリスト教が広まると、その影響で祭は変化し、二つの流れに分化します。

一つはクリスマス。時期が12月ですし、クリスマスツリーやプレゼントに名残があります。

そして、もう一つがカーニバル。

カーニバルは、キリストの断食にならって肉類(油や卵も)を断ち、神に祈るレント(四旬節,イースター前の約40日間)の前に、欲を断つため、最後のごちそうを楽しむ祭となります。開催時期も、2月~3月に変わります。

ちなみに、カーニバルの語源は、ラテン語でCarnem(カルネム,肉)+levare(レヴァーレ,軽くする/控える)。

これがイタリア語だと、Carnem → carne、levare → vale(さようなら)と変化して、carnevale(カルネヴァーレ)となります。


その後、宗教的な意味がどんどんと薄れていきます。さらに、観光客が訪れるようになると、地域のシンボル的な祭としてより独自性を強調するようになり、現在の形になります。

特にリオのカーニバルはその傾向が顕著で、観光資源として大々的に開催される反面、住民の中には、あまりの大騒ぎに辟易して“避難”してしまう人も少なくないようです。本来なら、住人が祭の中心になるのですけどね。


…と、まぁ、こんな感じのようです。かなりややこしいんで、間違ってる所もあるかも。また、ここで取りあげたのは諸説ある中の一つで、他にも説があるようです。


なんだか、前おきが本題になってしまいましたが…。

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謝肉祭の期間中 ヴェネツィアの街中で起こる
奇妙な事件を解決していってください

事件を解決すると
道具屋前にいる衣装屋から
様々な色の衣装を仕立ててもらえるようになります

ということなので、とりあえず手近なイベントNPCに話しかけてみました。

最初は妙な4人組。

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と思ったら、人形師一人とマリオネットでした。

問題を出されてしまったので、頭をひねって回答。時間がかかりましたが、どうにか正解できたみたいです。

(詳細はネタバレになるので、2日(2) 人形師の謎かけで。)

当てれば衣装屋から服をもらえるようなので、外さずにすんでよかった。

で、その衣装屋。

衣装屋 :  カルネヴァレ!
衣装を着けようぜ!
カルネヴァレアービト着ようぜ!
衣装屋 :  と  言ってはみたものの
あまりに忙しくて
あんたの衣装まで手が回らないんだ
衣装屋 :  すまねぇが祭りの街を
見て回っていてくれねぇか
なにか面白いことがあるかもな
衣装屋 :  ま  カルネヴァレアービトの
色モデルがたくさんいれば
それだけ  色を選ぶ余地ができる
衣装屋 :  街中をいろいろ回ってみるんだな
3月8日以降から衣装を作ってやれそうだぜ

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まだ準備中でした。

服はしばらくおあずけ。


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